個性に応じた療育を行っています。
曜日ごとの療育プログラムはその日集まった全員が対象ですが、全体での取り組みはあくまできっかけです。
児童指導員は、お子様の学習レベルや状態に合わせた療育を行い、お子様の意思表示(出来ない、遊びたいや別のことがしたいなど)にも気を配っています。
例えば運動の時間に皆と同じエクササイズに取り組んだとしても、学校のサッカークラブに所属しているような子は難なく課題をクリアできますが、運動の苦手な子は最初の一歩で躓き友達との輪から離れてしまいそうになることがあります。この場合、運動の得意な子には、時にスタンドプレーに陥りそうな傾向を諌め、他者と協調することに療育の視点を置きます。
また、不得手の子には体を動かす楽しさを知ってもらうことから入ります。ジョイキッズでは運動以外の様々な療育プログラムにおいてゲーム的要素を取り入れているのは、こうした楽しい思い、ワクワク感が「学習する意欲」につながるからで
・アセスメント | アセスメントはお子様の現状を知り、課題を浮き彫りにして適切な支援目標を立てる為の重要な指針です。 |
・言語療法 | 言語・国語力=名詞や動詞・形容詞を理解する力は、意思表示、読解力、コミュニケーション能力、そして人との関係性などに大きく影響します。 ジョイキッズでは、1語(名詞)、2語(名詞+形容詞)、3語(名詞+形容詞+動詞)の組み立てを様々なツールを使い少しでも多くを習得できるように図っています ゲーム形式で言語の組み立てを学ぶ |
・語彙力の養成 | 上記の言語・国語力をつける過程で、語彙の豊富さは大きな位置づけを占めています。 理解力を高めるための読み書き、読書の時間、さらにお出かけ行事などで様々な体験(公共施設や工場見学など)を積んでもらうにしています。 PVT-R絵画語い発達検査 |
・作業療法 | 生活に関連するツールを用意して手指の訓練を行っています。
創作活動での作品 |
・音楽療法 | リトミックは音楽に合わせて体を動かすことで情操や音感教育につながります。 ジョイキッズでは、身体の動きだけでなく歌を重ね入れたり、ゲーム性を取り入れるなどして楽しく、集中力、判断力、創造力、表現力を身につけるように図っています。 手拍子からスタートしてしだいに…足の動きまで |
・運動、体操、 ダンス |
運動の時間は、体操やダンスの他にも平均台、バレーボール用ネット、ストラックアウトなどの器具を活用しています。 |
・情緒、 コミュニケーション |
創作の時間は、お友達と相談しながら一緒に作ることもあれば、最後は皆の前で作品を発表します。モノづくりの過程で創造力や表現力を養うことはもちろん、人との関わり方も学びます。
「やったね!」とハイタッチ |
開かれた療育の場とするために
療育の現場をご覧いただくには(見学はいつでも可能ですが)平日の昼間ということもあり、 機会をつくるのは難しいものかもしれません。 |
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